協同組合 伝統技法研究会

所在地
茨城県古河市
発注者
古河市
竣工年
2012年
業務内容

酒井蔵は大谷石を積んだ比較的大きな石蔵で、古河駅の北西に位置し、鍛冶町通りの道路拡幅に伴って古河市に寄贈された。平面はL字形で、長手部分は2階建ての倉庫、北西の隅には8畳と6畳の和室からなる蔵座敷が取り付く。

今回の工事は、耐震補強と屋根の葺き替えを行い、便所や給湯場など最低限の設備を設けて、イベント等に使えるようにすることを主な目的とした。倉庫部分は2階の床を取り払って吹き抜けの広い一室空間とし、座敷部分はそのまま残している。

組積造の耐震補強には基準がないため、地震時の最上部の変形を極力抑えるという考え方に基づき、鉄筋コンクリートの構造体を両側に設け、その間をベタ基礎と一体の腰壁とアーチ状の鉄骨で補強した。コンクリートと大谷石はボルトによって一体化している。

建物データ
酒井蔵
当初の用途
蔵・座敷
現在の用途
イベントスペース
建設年
大正2年(1913)5月19日(棟札)
構造
組積造(大谷石)2階建(床・和小屋組は木造)
備考
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