協同組合 伝統技法研究会

所在地
東京都小金井市
発注者
東京都
竣工年
2020年
業務内容

前川國男邸は、昭和17年(1942)に建築家前川國男の自邸として品川区に竣工した、木造一部2階建の住宅である。昭和48年(1973)に解体されて部材は軽井沢の別荘に保管され、平成9年(1997)に江戸東京たてもの園の収蔵建造物として復元された。

田園調布の家は、田園都市株式会社が開発した分譲地に三井道男の設計で建設され、大正14年(1925)に竣工した。関東大震災の直後で資材の入手が困難であったため、主要な木材には米国からの輸入材が用いられている。平成6年(1994)に解体され、翌平成7年(1995)に江戸東京たてもの園に復元された。

今回の工事では、2棟に構造用合板による耐震補強を施すとともに、損傷や不具合のある箇所を修理した。前川國男邸では外壁の塗装を拭き取り、柿渋を塗り直した。田園調布の家では、失われていた居間のソファの本張りのブレードと鋲を復元した。

建物データ
都指定有形文化財
前川國男邸
当初の用途
住宅
現在の用途
展示建造物(江戸東京たてもの園)
建設年
昭和17年(1942)
構造
木造
備考
昭和48年(1973)解体/平成9年(1997)江戸東京たてもの園へ復元
田園調布の家
当初の用途
住宅
現在の用途
展示建造物(江戸東京たてもの園)
建設年
大正14年(1925)
構造
木造
備考
平成6年(1994)解体/平成7年(1995)江戸東京たてもの園へ復元