協同組合 伝統技法研究会

所在地
茨城県古河市
発注者
古河市
竣工年
2012年
業務内容

坂長本店は江戸時代から続く老舗の商家で、店蔵、袖蔵、主屋、文庫蔵、中蔵、石蔵の6棟が国の登録有形文化財となっている。なかでも店蔵と袖蔵は古河城から移築されたと伝えられ、文庫蔵にも移築の可能性がある。

改修にあたっては、これらの歴史的建造物を尊重し、その価値を損なわない設計によって将来への継承を図るとともに、「お休み処 坂長」として活用するための安全性と機能を付加した。店蔵、袖蔵、文庫蔵の3棟については文化財としての価値を最優先した修理とし、可能な限り当初の材料と技法によって修復している。

平成24年度 茨城県「まちづくりグリーンリボン賞」受賞

建物データ
国登録有形文化財
店蔵
当初の用途
店舗
現在の用途
物販(お土産処)
建設年
江戸後期
構造
土蔵造 2階建
備考
古河城からの移築と伝わる
国登録有形文化財
袖蔵
当初の用途
蔵
現在の用途
ミニギャラリー
建設年
文久3年(1863)※墨書「文久三年癸亥5月吉日 再作之」
構造
土蔵造 2階建
備考
古河城からの移築と伝わる
国登録有形文化財
主屋
当初の用途
店舗兼住宅
現在の用途
カフェ・貸室
建設年
-
構造
木造2階建
備考
明治から昭和にかけて増改築
国登録有形文化財
文庫蔵
当初の用途
蔵
現在の用途
展示室
建設年
安政5年(1858)※墨書「安政五年 戌年九月吉日 再作之」
構造
土蔵造 2階建
備考
古河城からの移築の可能性
国登録有形文化財
中蔵
当初の用途
蔵
現在の用途
トイレ
建設年
推定 明治中期以降
構造
土蔵造 2階建
備考
-
国登録有形文化財
石蔵
当初の用途
蔵
現在の用途
ミニホール
建設年
大正11年(1922)※墨書「大正拾一年六月拾七日洋之助建立」
構造
組積造(大谷石)
備考
-